Vol.180:京都の青紅葉

春らしい暖かい日が続いていますね。
桜が散ると、初夏の風物詩である青もみじの時期がやってきます。
京都の春は非常に多くの観光客で賑わいますが、GWが明けると少し落ち着きます。
有名な観光スポットでも、初夏は比較的ゆっくりと観光でき、京都観光にはオススメのシーズンです。
そこで、初夏の京都観光として、青もみじのスポットをご紹介したいと思います。
特に新緑の青もみじは見事で、その美しさは一見の価値があります!

東福寺

東福寺は、京都でも有名な紅葉の名所です。
初夏になると、境内に広がるもみじが青々と茂ります。
特に境内に架かる「通天橋」からの景色は絶景です。
橋の下に広がる渓谷にはたくさんの青もみじが生い茂り、まるで新緑の海のようです。
この光景は、東福寺でしか見ることができません。

基本情報

所在地:京都市東山区本町15丁目778
拝観時間:
4~10月/9:00~16:30(最終受付/16:00)
11~12月第1日曜/8:30~16:30(最終受付/16:00)
12月第1日曜~3月末/9:00~16:00(最終受付/15:30)
拝観料:
通天橋・開山堂/大人 600円、小中学生 300円
東福寺本坊庭園(方丈)/大人 500円、小中学生 300円
東福寺本坊庭園(方丈)・通天橋・開山堂(共通拝観券)/大人 1,000円、小中学生 500円
TEL:075-561-0087
HP:http://www.tofukuji.jp/
アクセス:JR「東福寺駅」から徒歩10分

醍醐寺

醍醐寺は、醍醐山全体が境内となっています。
豊臣秀吉が花見を行った桜の名所としても知られており、「日本のさくら名所100選」にも選ばれています。
世界遺産にも登録されています。
醍醐寺での青もみじの見頃はは5月から6月上旬です。
特に見ごたえがあるのは、三宝院庭園と弁天堂付近です。
三宝院庭園は豊臣秀吉によって設計され、国の特別史跡として指定されています。
弁天池に映る青もみじと朱色の弁天堂は美しく、山の中で野鳥の鳴き声を聞きながら、自然を満喫することができます。

基本情報

所在地:京都市伏見区醍醐東大路町22
【三宝院・伽藍・霊宝館】拝観時間:
3月~12月第1日曜/9:00~17:00(16:30受付終了)
12月第1日曜の翌日~2月末日/9:00~16:30(16:00受付終了)
【上醍醐】拝観時間:
3月~12月第1日曜/9:00~15:00受付終了
12月第1日曜の翌日~2月末日/9:00~14:00受付終了
拝観料:
【5月GW明け~3月19日】
<三宝院庭園・伽藍>大人 1,000円、中高生 700円、小学生以下 無料
【3月20日~5月GW最終日】
<三宝院庭園・伽藍・霊宝館庭園>大人 1,500円、中高生 1,000円、小学生以下 無料
TEL:075-571-0002
HP:https://www.daigoji.or.jp/
アクセス:地下鉄東西線「醍醐」駅から徒歩10分

お出かけの際には、ホームページなどで最新の情報を確認してからお出かけください。

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