vol.78:生きた時代絵巻!京都三大祭の時代祭に行ってみよう

鳴くようぐいす平安京で覚えた794年、京都に都が遷都され平安京が誕生しました。
平安遷都1100年を記念して明治28年(1895年)に時代祭りは始まり、平安時代から明治維新にわたるまるで歴史絵巻のような壮大な巡行が行われます。

時代考証により当時の朝廷や公家、武家が行ったであろう通りに再現していて、約2,000人の市民が京都の伝統工芸の粋を集めた衣装や道具を身に着け、練り歩く姿を見ることができます。

行列は8つの時代があり、20もの列がそれぞれの時代を再現しています。
先頭は明治維新で順に江戸、安土桃山、室町、吉野、鎌倉、藤原、延暦と時代がさかのぼっていきます。
各時代の歴史人物が登場しますので、好きな偉人がどれかチェックしてみるのも楽しみのひとつです。

時代祭の行程


7:00~
平安神宮に総長・奉行が参列して、総長が祭文を奏上します。

8:00~
神幸祭が執り行われます。
桓武天皇・孝明天皇の御神霊を二基のご鳳輦に移します。

9:00~
神幸列が京都御苑に向けて出発します。

10:30
京都御苑内建礼門前での行在所祭で、神饌が献上され白河女の献花が奉仕されます。

12:00
行列出発(京都御苑より)
13時頃に御池寺町、15時から平安神宮で奉祝踊りが披露されます。

16:00
大極殿祭並還幸祭(平安神宮)
ご鳳輦を大極殿へ安置します。

鑑賞スポット


9:30~10:00<丸太町通りの京都御苑近く> 神幸列が京都御苑に向かう様子が見られます。
12:00 頃<京都御苑南出口> 歴史的な門から出発する様子がフォトジェニックです。
13:30頃<三条通りの鴨川より東側> 比較的空いています。

基本情報

開催日時:
2019年10月26日/7:00~16:00
*2019年は皇居宮殿にて「即位礼正殿の儀」斎行にあたり例年の10月22日から日にちが変更されています。
*雨天順延
アクセス:
・市バス5系統、洛バス100号・110号系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」から徒歩5分
・地下鉄東西線「東山駅」から徒歩10分
参拝料:
なし
*有料観覧席は別途必要

京都で開催される行事やおすすめスポット・店舗などの情報をアプリで!

KoIサービスでは週に1度、京都で開催されるイベントや京都人ならではの生活情報を発信しています。
日本人でも知らなかった日本の文化を、京都のイベントを通して学んでみませんか?
アプリは、下記URLからすぐにインストールできます♪
★Androidアプリ「KoI Service」
★iPhoneアプリ「KoI Service」

関連記事

  1. vol.79:年に2回だけ!曲水の宴を見に行こう

  2. Vol.171:京都の風鈴寺

  3. vol.42:3月の京都観光はひな祭りに決まり!

  4. vol.2: 外国人観光客の方と

  5. vol.70:松尾大社 八朔祭2019

  6. vol.119:2020年五山の送り火

  1. Vol.181:三室戸寺

    2024.05.01

  2. Vol.180:京都の青紅葉

    2024.04.01

  3. Vol.179:紫式部ゆかりの地<京都府宇治市>

    2024.03.01

  4. Vol.178:しだれ梅と椿まつり

    2024.02.01

  5. Vol.177:「辰」のタペストリー

    2024.01.01