<京都の秋>といえば<紅葉>。
段々と寒くなり、木々が色づき始めました。
【京都市内】の紅葉についてはご存知の方も多いと思いますが、今回は海の京都【宮津市】で楽しめる紅葉についてご紹介したいと思います。
成相寺(なりあいじ)
日本三景とされている特別名勝のひとつ「天橋立」を眼下に望む成相寺。
四季を通じて美しい風景を楽しむことができますが、秋の季節は格別です。
赤色、黄色、橙色の木々が彩る本堂と高さ33mの五重塔との景色はまさに圧巻。
天橋立を一望できる弁天山展望台があり、その展望台からは<紅葉>と<海>を同時に望むことができます。
<紅葉>と<海>を同時に楽しめる<一石二鳥な紅葉>は、京都市内では見ることができません。
ここでしか見ることのできない<海が見える紅葉>をぜひ楽しんでみて下さい。
秋の季節限定のライトアップイベントが開催されると、幻想的な夜の紅葉を楽しむこともできます。(※2022年イベント情報なし)
成相寺は「願い事が成り合うお寺」としても有名です。
昔一人の僧侶が修行中飢えに苦しみ「食べ物をお恵み下さい」と祈ったところ、観音様が身代わりとなって食べ物を恵んで下さったことから、「願い事が成り合(相)う寺=成相寺」と名付けられたそうです。
ご本尊は「美人観音」として知られる聖観世音菩薩で、お参りすれば身も心も美しくなれる<美のパワースポット>とも言われています。
基本情報
所在地:京都府宮津市成相寺339
参拝時間:8:00~16:30
利用料金:入山料 大人500円、中高生200円、小学生以下無料
アクセス:天橋立駅より(1)タクシーで約25分 (2)船→ケーブルカー→登山バスで約50分
天橋立傘松公園
傘松公園でも、<紅葉>と<天橋立>が一望できる<一石二鳥な紅葉>を楽しむことができます。
成相寺へ道中、成相山中腹にある公園で、日本三景「天橋立」を北側から一望できる展望所です。
手すりや突起部分の床面がガラス張りになっているスカイデッキや円形の劇場スペースを連想させるようなコロッセオなどの天橋立の絶景を楽しめる様々なスポットがあります。
傘松公園からの眺めは天橋立が昇り龍のように見えることから「昇龍観」と呼ばれています。
天橋立を股の間からのぞく「股のぞき」発祥の地としても有名です。
傘松公園へ訪れる際には、秋の空気を直接肌に感じながら<紅葉>と<天橋立>の景色を楽しめるリフトを利用するのもオススメです。
基本情報
所在地:京都府宮津市大垣
営業時間:9:00~17:30(※季節により変動)
運行時間:(1)ケーブルカー 9:00~17:00 (2)リフト 9:00~16:00(※12月~2月は運休)
利用料金:大人680円(往復)、小児340円(往復)
アクセス:天橋立駅より(1)路線バスで約25分 (2)観光船12分(天橋立桟橋~一の宮桟橋)→徒歩で約5分
HP:https://www.amano-hashidate.com/
今後、全6回シリーズで【海の京都】(京都府北部)の観光スポットをご紹介していきます。
尚、お出かけ前に公式HPなどで最新の情報を確認してからお出かけください。