vol.40:2月に楽しめる京都イベント3選

全国的には閑散期の2月ですが、京都は今日も観光客の方がたくさんいますね。
それもそのはずで、京都は毎月なんらかのイベントがあちこちで開催されていて、2月も何のイベントに行けば良いのか、おでかけスポットはどこかな?と迷ってしまうくらいです。
今回は2月に行ってみたい京都のイベント3つを選び出したのでチェックしてみて下さい。
 

1.芸妓パフォーマンス

京都のふれあい館で開催されているイベントで、なんと、本物の芸妓さんを間近で見られるというレアな体験です。
芸妓さんは舞妓として長い間修行を経て、芸やもてなしの心を完璧に身につけた、京都の伝統をつなぐ文化の象徴のような人です。
芸妓さんによる三味線演奏の後、芸妓さんがご自身の着物等についてお話してくれます。
彼女たちが身につけているものはすべて京都でつくられた逸品です。
このレアなイベントに参加して、芸妓さんならではのエピソードを聞いてみてはどうでしょう。
ちょっとした話の種になるかもしれません。
 
場所:
京都伝統産業ふれあい館
 
住所:
京都市左京区岡崎成勝寺町9番地の1京都市勧業館みやこめっせ 地下1階
 
アクセス:
京都市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」すぐ、
地下鉄東西線「東山」駅1番出口より北へ徒歩約10分
 
料金:
無料
 
日にち:
2月14日(14:00/14:30/15:00)*各回約15分
 

2.「京の冬の旅」~長谷川等伯生誕480年記念 桃山時代の絵師と京都画壇の巨匠 華麗なる障壁画~

智積院では桃山時代を代表する長谷川等伯とその息子、久蔵が描いた国宝の障壁画を公開しています。
この障壁画の見どころはまず久蔵作の「桜図」です。
まばゆい金地に咲き誇る桜は豪華絢爛に見えるのに桜のはかなく美しい姿が感じられる作品です。
久蔵はこの作品を制作後26歳という若さでこの世を去ってしまいます。
そして「桜図」の横には父親等伯作の「楓図」があります。
これは、息子を亡くした等伯がこの世の無常を振り切って描かれた作品と言われています。中心に大木を据え、その力強い幹に対して、色づいた葉や根本の草花の描写は非常に細やかで繊細。豪華さと可憐さの両方が感じられる、まさに等伯の真骨頂といわれる作品です。
最初で最後になってしまった親子の競演を見てみませんか?
 
場所:
智積院
 
住所:
京都市東山区東大路通七条下ル東瓦町964
 
アクセス:
市バス 「東山七条」下車から徒歩5分
京阪電車「七条駅」より徒歩10分
 
料金:
800円(大人)、400円(子供)
 
日にち:
2月28日まで(9:00~16:00)
 
 

 

3. 五大力尊仁王会

五大力尊仁王会は醍醐寺開山以来、なんと1100年以上続く年中行事のひとつです。
五大力尊とは不動、降三世、軍荼利、大威徳、金剛夜叉の五大明王のことを指します。
五大力尊仁王会は厄を祓い、幸運を呼び込むための行事で、最近では「餅上げ力奉納」が有名です。
これは、力を奉納すると無病息災が得られるとして、男性は150kg、女性は90kgの餅を持ち上げて、その持続時間が競われます。
旅の思い出に挑戦してみてはいかがでしょうか。
 
場所:
醍醐寺
 
住所:
京都市伏見区醍醐東大路町22
 
アクセス:
地下鉄東西線「醍醐駅」下車徒歩15分
 
料金:
無料(寺社拝観料除く)
 
日にち:
2月23日(9:00~17:00)
 
 

 

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