Vol.177:「辰」のタペストリー

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、2024年1月に京都府立植物園が100周年を迎えました。
京都の植物園と言えば、京都府立植物園を思い浮べられる方が多いと思いますが、
京都府宇治市にも植物公園があることをご存知でしょうか?
宇治市植物公園では、今年の干支である「辰」をさまざまな花で表現したタペストリーが展示されています。
新年の訪れに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

宇治市植物公園

山城総合運動公園(太陽が丘)の西隣にある約10ヘクタールの植物公園。
丘陵地の変化に富んだ敷地には、様々な工夫が凝らされた施設があり、訪れる人々を楽しませています。
特に、入り口からすぐに見える「花と水のタペストリー」は、壁泉・カナール(水路)を中心に据え、日本一を誇る大規模立体花壇となっています。
タペストリーは、幅62m・高さ18mの雛壇(46段)に、宇治市に関連した風景や干支が、約3,675基のプランターを並べ描かれます。
特に干支を彩ったものは大変人気だそうです。
今年の干支である「辰」のタペストリーは、2023年12月2日~2024年5月頃(予定)まで観賞することができます。

【第102作目 干支 辰】
●設置期間:2023年12月2日~2024年5月中旬(予定)
●使用花材:イヌツゲ、ボックスウッド、オカメザサ、パンジー、ビオラ

(※写真撮影時期12月上旬)

その他にも、「お茶のまち宇治市ならでは」の植物公園として、特選された茶の木3原種が展示されていたり、
園路沿いには源氏物語に登場する植物と歌碑が植栽されています。
春には、枝垂桜の夜間ライトアップ、初夏には、ホタルナイターの開催など季節によって様々なイベントが催されています。

お出かけ前には、ホームページなどで最新の情報を確認してからお出かけください。

基本情報

所在地:
京都府宇治市広野町八軒屋谷25-1
開園時間:
午前9:00~午後5:00(午後16:00 入園受付終了)
休園日:
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)
駐車場:
大型車(11人乗り以上)1,500円
普通車400円
入園料:
大人(高校生以上):600円
小人(小・中学生):300円
TEL:
0774-39-9387
アクセス:
・JR奈良線「宇治駅」、京阪電鉄宇治線「京阪宇治駅」下車、京阪宇治バス240系統、250系統「近鉄大久保」行き、「植物公園」停留所下車
・近鉄京都線「大久保駅」下車、京阪宇治バス240系統「京阪宇治」行き、250系統「宇治・黄檗駅」行き、「植物公園」停留所下車

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