Vol.193:伏見の酒蔵めぐり

新緑がいっそう鮮やかに映える季節になりました。
木々の間を吹き抜ける風が心地よく、外を歩くのが楽しくなるこの時期、
今回はそんな季節にぴったりの「伏見の酒蔵」をご紹介します。

伏見の酒蔵

京都の南、伏見は「伏水(ふしみ)」とも呼ばれるほど、豊かな地下水に恵まれた土地です。
この水が酒造りに適しており、古くから多くの酒蔵が築かれました。
現在も、伏見は日本酒の名産地として、国内外から訪れる人々に愛されています。

新緑が映える季節、伏見の街は一層美しく、清々しい空気に包まれます。
緑に囲まれた酒蔵が並び、自然の中で味わう酒は格別です。
白壁の酒蔵が並ぶエリアや、格子戸の町家が立ち並ぶ風景は、まるで時が止まったかのような風情が漂い、歩くだけでその歴史に触れることができます。

伏見には、酒蔵の歴史や酒造りの工程を学ぶことができる施設もあります。
酒蔵内には昔の道具やラベル、そして酒造りに欠かせない名水に関する展示があり、酒文化の奥深さを感じることができます。
見学後には、名水を使った地酒の試飲ができるところもあり、その味わいの違いを楽しむことができます。

伏見の酒蔵を訪れる際には、周囲の景色も見逃せません。
新緑の中、運が良ければ、十石舟がゆったりと川を渡る風景を見ることができ、街の中で一息つくことができます。
京都観光の中でも、少し大人の時間を過ごしたい方におすすめのスポットです。
時間を気にせずゆっくりと散策し、伏見の酒文化に浸ってみてはいかがでしょうか。

出発前には最新の情報をチェックしてから、お出かけ前ください。

基本情報

所在地:京都府京都市伏見区南部(具体的な酒蔵によって異なる)
アクセス:
JR奈良線「JR伏見駅」下車、徒歩約15分
京阪本線「伏見桃山駅」または「中書島駅」下車、徒歩約5分
URL:
伏見酒蔵通り観光協会
https://www.fushimi.or.jp

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