毎年7月の土用の丑の日頃に行われる、御手洗祭り(みたらしまつり)通称「足つけ神事」
世界遺産・下鴨神社の御手洗池に足を浸し、半年間の罪や穢れを祓って、無病息災を願います。
元々は平安時代の貴族が行っていた古来の風習に由来しますが徐々に一般の方にも広まり、現代に続いています。
梅雨が明けた京都では暑い日々が続いていますが、そんな中でも御手洗の水は冷やっとしていて心身ともに清められます。
開催時間は9:00~21:00と夜まで行われてはいますが、年々注目度が上がっているため夜の時間帯は大変な混雑です。
足つけ神事を重視するようでしたら午前中を狙って参拝されることをおすすめします。
みたらし祭りを楽しもう
靴を脱いでから受付を済ませ、ロウソクを渡されたら御手洗池へと向かいます。
靴は持ち歩きますので、手で持つか、カバンに入れての移動になるので少し服装等準備が必要です。
また、朱い太鼓橋の下から水の中へ入ると、水は冷たく、大人の膝くらいまでつかる深さがありますのでお子様連れの方は気をつけてください。
水の中に入ると、火のついたロウソクがある小さな祠がありますので、そちらで火を灯して消さないように奥へと進みます。
御手洗社(井上社)前の祭壇にロウソクを供え、お祈りを捧げます。
この井上社の御祭神は瀬織津比売命(せおりつひめおみこと)で、病気・怪我などの災難除けのご利益があると言われています。
最後は、池から上がり、ご神水を頂きます。
専用の器がありますので、手を清めてから水を受け取ります。
こちらのお水は無病息災、延命長寿のご利益があり、水筒やペットボトルを持っていくとそちらに入れてもらうこともできます。
*期間中は屋台がたくさん出店されています。
基本情報
住所:
京都市左京区下鴨泉川町59
期間:
2019年7月19日㈮〜28日㈰
時間:
9:00~21:00
アクセス:
京阪出町柳駅より徒歩で約12分
京都駅から市バス4番・205番で下鴨神社前下車すぐ
参拝料:
灯明料 300円
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