vol.152:祇園祭に欠かせない花をご存じですか?

今年もコロナウイルスの影響で京都の初夏に行われる祇園祭の見どころである山鉾巡行が中止されました。
今年も昨年同様、神事のみ執り行われます。

祇園祭は7月1日から7月31日までの1ヶ月間行われその歴史は古く、祇園祭の始まりは869年(貞観11年)に行われた祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)が始まりで1100年の歴史があります。

そんな祇園祭に欠かせない花をご存じでしょうか。

その花の名前は檜扇(ヒオウギ 分類:アヤメ科 ヒオウギ属)です。
この花こそ祇園祭にはかかせない花なのです。

古くから檜扇(ヒオウギ)は悪霊退散に用いられ祇園祭には祭花として欠かせないものとなってきました。
この時期は家の軒先などに厄除けとして飾られます。

今年は、檜扇(ヒオウギ)に着目しながらしっとりと祇園祭を楽しんでみませんか?

山鉾巡行コースを歩き、この檜扇を探し京都の街を散策しているとオレンジ色の6枚の斑点のついた綺麗な花を咲かせているかも知れません。

ちなみに、檜扇(ヒオウギ)の花言葉は「誠意、誠実、個性美」だそうです。

【基本情報】
コース:
四条新町(四条烏丸経由)~四条河原町~四条御池~御池新町~四条新町を周回するコース

所要時間:
およそ2時間

アクセス:
四条新町へは京都市営地下鉄烏丸駅下車5分
四条河原町へは阪急京都線河原町駅下車すぐ

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