vol52:嵐電でめぐる!初夏の京都 青もみじ3選

5月に入り、京都も最高気温が20℃を上回るようになりました。
汗ばむ陽気になる日もしばしばありますが、それでも真夏の蒸し暑い日に比べれば5月は絶好の観光シーズンではないでしょうか。
今回は京都が誇る「紅葉」のなかでも、今シーズンだからこそ見られる「青もみじ」をご紹介します。

青もみじは範囲も広く、見られる時期も長いので比較的ゆっくりと鑑賞することができます。
秋の紅葉ほど混雑という混雑はなく、タイミングをみれば写真撮影も人が映らないように撮ることもできるのが嬉しいポイントです。

嵐電沿線 美しい青もみじが楽しめる寺社3選

北野天満宮

紙屋川が流れる史跡・御土居(おどい)の一帯は、「もみじ苑」と呼ばれ紅葉の名所として知られています。約350本もの青々とした紅葉に包まれながらゆったりとした時間を過ごすことができます。もみじ苑の見どころは紙屋川にかかるうぐいす橋と紅葉の風景です。朱赤の太鼓橋と紅葉の色のコントラストが非常に美しいです。紙屋川の水面に鮮やかな新緑が映し出され、この新緑と水の組み合わせが見る人の気分を爽快にしてくれます。

【アクセス】
嵐電(京福電車)北野白梅町駅下車 北東へ徒歩5分
【期間】
2019年4月20日(土)~6月30日(日)
【時間】
9:00~16:00
【料金】
500円

宝厳院(ほうごんいん)

普段は非公開とされている寺院、宝厳院は人気観光エリア嵐山にあります。
世界文化遺産である天龍寺の塔頭(たっちゅう)で、その紅葉の美しさが数々のメディアに取り上げられました。室町時代の作庭と伝わる「獅子吼(ししく)」の庭では青もみじはもちろん、青々とした広大な苔のじゅうたんもぜひ見て欲しいポイントです。庭の名前となっている「獅子吼(ししく)」とは、「仏が説法する」という意味で、庭をめぐりながら、鳥の声や風の声を聞き心を鎮めることで直感を研ぎ澄ませることができそうです。

【アクセス】
嵐電(京福電車)嵐山駅下車すぐ
【期間】
2019年3月16日(土)~6月30日(日)
【時間】
9:00~17:00
【料金】
500円

常寂光寺(じょうじゃっこうじ)

常寂光寺がある小倉山とその周辺は、古典にでてくる有名な公家や歌人が別荘を構えた地域です。今でこそ観光客の賑わうエリアですが、山の静けさが心癒やすおすすめスポットです。「常寂光」とは仏教用語で、仏様が住まう土地の中でも一番良いとされる世界を意味します。仏様が住まう世界を現した場所、というくらい上品で心を落ち着ける場所だということでしょう。
仁王門正面の石段を登らず、門を右にすすむと、末吉坂という道がありますが、末吉坂を少し登って振り返った景色は、『そうだ、京都、行こう』キャンペーンで取り上げられた撮影スポットです。常寂光寺は、入ってからはずーと石段。歩きやすい格好での散策をおすすめします。

【アクセス】
嵐電(京福電車)嵐山駅下車 北西へ徒歩15分
【期間】
特になし
【時間】
9:00~16:30
【料金】
500円

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