Vol.165:海の京都【宮津市】で楽しむ冬の絶景(3)

新年明けましておめでとうございます。
今年もKoI便りをどうぞよろしくお願い致します。
昨年に引き続き<【海の京都】(京都府北部)の観光スポットご紹介 全6回シリーズ>の第3回目は、<冬こそ訪れたい絶景スポットin【宮津市】>をご紹介したいと思います。

金引の滝(かなびきのたき)


宮津市には、京都府で唯一「日本の滝 百選」に選ばれている「金引の滝」があります。
高さ約40メートル、幅約20メートルで、豊かな水量を誇る美しい滝です。
水は左右に流れ落ち、右側は「男滝(おだき)」、左側は「女滝(めだき)」と呼ばれています。
「金引の滝」に行くまでの道中には「白龍(はくりゅう)の滝」、「臥龍(がりょう)の滝」があり、その3つの滝を総称して「金引の滝」と呼ばれています。

※「男滝・女滝」:男滝は四筋に、女滝は三筋に流れることから「七条の滝」と呼ぶ
 「白龍の滝」:中段の滝で、白龍伝説で龍神が住むというところからこの名が付いたと言われている
 「臥龍の滝」:白龍伝説により最下段の滝を龍の寝た姿とたとえて臥龍の滝と呼ぶ

冬場には、雪で真っ白に染まった幻想的な金引きの滝を観ることができます。
金引の滝では、滝修行の体験を行われています。(10月~3月限定)
新年に滝修行を行い、心身ともにリフレッシュして、新しい1年をスタートするのはいかがでしょうか。

基本情報

所在地:京都府宮津市滝馬
時間:散策自由
利用料金:滝の維持協力金100円
アクセス:(1)宮津駅からバスで約11分(降車バス停:金引の滝口)(2)「道の駅 海の京都宮津」からレンタサイクルで約10分
HP:https://www.amanohashidate.jp/

天橋立


日本三景のひとつとして知られる「天橋立」が、雪に覆われる姿はまさに冬限定の絶景です。気温の下がった寒い朝、松葉に細かな雪が積もったその様は、言葉に表せないほど美しい光景です。日が昇ると松葉の雪化粧は溶けてしまうため、その光景は幻の景色、「幻雪の飛龍観」「天上へのゆき橋」とも呼ばれています。
天橋立では、雪が常に積もっているとは限りません。
雪が「降っている」場合には、視界が悪いため風景を楽しむことは実質的に出来ません。
「まとまった雪」が積もっていて、なおかつ「雪が止んでいる」タイミングにしか見れない風景と言えますので、「幻の風景」と言っても過言ではないでしょう。
新年にこの「幻の風景」を観ることができたら、幸運な1年になりそうですね。

基本情報

傘松公園/「昇龍観」(写真上)
所在地:京都府宮津市大垣
営業時間:9:00~17:30(※季節により変動)
運行時間:(1)ケーブルカー 9:00~17:00(2)リフト 9:00~16:00(※12月~2月は運休)※季節により運行時間変動あり
利用料金:大人680円(往復)、小児340円(往復)
アクセス:天橋立駅より(1)路線バスで約25分(降車バス停:傘松ケーブル下)
(2)観光船12分(天橋立桟橋~一の宮桟橋)→徒歩で約5分
HP:https://www.amano-hashidate.com/

天橋立ビューランド/「飛龍観」(写真下)
所在地:京都府宮津市文珠437
営業時間:2/21~7/20  9:00~17:00
7/21~8/20  8:30~18:00
8/21~10/20 9:00~17:00
10/21~2/20 9:00~16:30
利用料金:大人850円、小児450円
アクセス:天橋立駅より徒歩7分
HP:https://www.viewland.jp/

まだまだ寒い日が続きますが、次回も【海の京都】(京都府北部)で「寒いけど、行ってみたい!」と思えるスポットご紹介したいと思います。
尚、お出かけ前に公式HPなどで最新の情報を確認してからお出かけください。

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