雨も終わり、本格的な夏がやってきます。
夏こそ、京都の隠れ家的名所を巡ってはどうでしょうか。
本日、ご紹介する名所はそんな暑い夏にぴったりな場所です。
1.興聖寺(こうしょうじ)
最初にご紹介するのは、京都府宇治市の宇治川沿いを歩くと青もみじの参道のある興聖寺(こうしょうじ)です。参道は琴坂と言われこの時期の青もみじの屋根は一見の価値があります。
1233年、道元が宋から帰国後、深草に興聖宝林寺を建立したことに始まるとされています。
夕刻には宇治川で有名な鵜飼も行われており、夏の1日を過ごすには最適ではないでしょうか。
【基本情報】
名称:興聖寺(こうしょうじ)
アクセス:京阪宇治線宇治駅 徒歩15分
JR奈良線宇治駅徒 歩20分
料金:駐車献香料:500円
鵜飼:2021年7月1日~9月30日 18:00~20:00
2.酬恩庵一休寺(しゅおんあん いっきゅうじ)
次にご紹介するのは、京都府田辺市にある酬恩庵一休寺(しゅおんあん いっきゅうじ)です。
「一休さん」と言えば”とんち”で有名な一休禅師を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そんな一休禅師が1445年頃から1481年に88歳で亡くなるまでを過ごしたお寺です。
紅葉の時期もすばらしい景観ですが青もみじのこの時期も同様にすばらしい景観です。
石畳の参道には青もみじのトンネルがあり見どころに合わせ一休さんがどのようなお寺で過ごしたかを思い浮かべるのもよいのではないでしょうか。
【基本情報】
名称:酬恩庵一休寺(しゅおんあん いっきゅうじ)
アクセス:近鉄京都線新田辺駅 徒歩25分
JR学研都市線田辺駅 徒歩20分
料金:大人:500円
子供:250円
3.向日神社(むこうじんじゃ)
最後にご紹介するのは、京都府向日市にある向日神社 (むこうじんじゃ)です。
向日神社の見どころは重要文化財で、室町時代の流れ造り様式(三間社流造)の本殿です。東京の明治神宮の本殿のモデルになったとも言われています。
300メートルの参道にはこの時期ならではの桜、もみじの木がたちならび青々とした葉をつけています。
創建は718年と言われ歴史的にも古く広大な敷地を散策しながら1日を過ごすのはいかがでしょうか。
【基本情報】
名称:向日神社(むこうじんじゃ)
アクセス:阪急京都線西向日駅 徒歩7分
JR東海道本線(京都線)向町駅 徒歩25分
料金:大人:500円
子供:250円
尚、お出かけ前に各寺社の最新の拝観情報などをご確認くださいませ。