欧米系では、満月は人の心を狂わせると言い伝えられているように、満月には負のイメージがあるようですが、日本には「月を愛でる」という習慣があります。
古くは縄文時代からあったと言われていますが、月が特別なのはなぜでしょうか。
かつて電気もなかった頃、日没後、あたりは真っ暗になっていたと思われます。
夜の月明り、特に満月の明るさは現代の私たちでは想像できないぐらい華やいだものだったでしょう。
特に「中秋の名月」には月を眺めて供え物をする習慣があります。今年は9月24日。
「中秋」とは秋の真ん中、「名月」とはまん丸い満月を意味しますが、「中秋の名月」は必ずしも満月の日ではありません。今年の場合、満月は翌日の9月25日です。
京都では、月を愛でる観月祭が各所でとり行われる予定です。
大覚寺の「観月の夕べ」が有名ですが、残念ながら、先日の台風の影響により、今年は中止となっています。
下記の場所では行われる予定です。
・神泉苑 9月22日(土)18:00~
・八坂神社 9月24日(月)19:00~
・上賀茂神社 9月24日(月)18:00~
・下鴨神社 9月24日(月)17:30~
・松尾大社 9月24日(月) 17:00~
京都に旅行に来られた際には、ぜひ、特別な秋をお楽しみください。
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