京なかGOZANは、京都のIT(情報技術)関連企業がゆるやかに協業し、それぞれの強みを活かしたサービスを提供しています。
ICT(情報通信技術)をキーワードに企業間連携で、京都府内の事業者、府民、観光客へのサービス向上をビジネスベースで目指しています。
中小のIT企業は大半が下請けですが、下請けからの脱却は規模的な制約もあり難しいのが現状です。
そこで、企業が協業し、「京なかGOZAN」という統一ブランドでサービスを展開する事で現状打破を図り、中小企業の活性化で地域を支えようと2012年、京なかGOZANが結成されました。
機械製造業向けに開発した見積支援・図面管理クラウドサービス「見積・図面GOZAN」からスタートし、現在は京都・大津に点在する石碑(いしぶみ)を巡る観光サービスや、店舗・商店街にリピート客を増やすIoTサービス「KoI(こい)サービス」、健康関連の事業者向けに開発した利用者のカルテデータの管理サービスなど、サービスを少しずつ拡充しています。
代表である桂田佳代子(京なか株式会社 代表取締役)は、経産省のLED関西ファイナリスト、京都府の女性起業家賞などに選ばれるなど女性起業家として活躍するほか、京都商工会議所や大学、日経BP社のCloudDays関西での講義なども積極的にこなしながら、更なるサービスの広報・拡充に努めています。
「中小企業が抱える課題を中小企業が解決できるようなサービスを開発し、共に発展していきたい。
大企業のようにヒト・モノ・カネが揃っていない中小企業でも協業で現状が変えられるということを証明したい」と考え、挑戦し続けています。