8月の京都、蝉の鳴き声があちこちから聞こえてくる暑い夏の真っ只中。
夕方になると、涼しい風が吹き始めて、みんなにちょっとした休息をもたらします。
そんな夏の夜に、京都市東山区にある高台寺は、特別な輝きを見せます。
高台寺
高台寺(こうだいじ)は、京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の寺院です。
1606年に、豊臣秀吉の妻である北政所(ねね)が、夫の秀吉のために建てました。
高台寺という名前は、秀吉の法号「高台院」にちなんでいます。
高台寺には、美しい庭園があります。
春には桜、秋には紅葉が楽しめて、多くの観光客が訪れます。
豊臣秀吉の命日である8月18日までの間、夏の夜間特別拝観が行われます。
この期間中、伽藍や庭園がライトアップされ、参道には約900張の提灯が灯されます。
深い緑の中で幻想的な雰囲気を味わうことができます。
高台寺の夜間拝観では、「百鬼夜行展」という特別な展示も見ることができます。
この展示では、寺にある新旧の百鬼夜行絵巻を鑑賞できます。
さらに、雲居庵では「燈~Tomoshibi~」という行事が行われます。
ここでは、ご先祖様や親しい人に向けて護摩木にメッセージを書き、ろうそくを献灯して奉納することができます。
近くには清水寺や祇園といった観光スポットも多く、京都散策するのにぴったりです。
最新情報をHP等で確認してから、お出かけください。
基本情報
所在地:京都市東山区 高台寺下河原町526
開催日程:2024年8月1日(木)~18日(日)
時間(夏の夜間特別拝観):17:00~21:30受付終了(22:00閉門)
拝観料:600円
アクセス:京都市バス「東山安井」下車、徒歩約7分
HP:https://www.kodaiji.com/