いつもは清水寺への参拝者で賑わう五条坂に、毎年夏には全国から集った陶磁器のお店に掘り出し物を求めて多くの人がやってきます。
もともとは五条坂より1本北の松原通にある六道珍皇寺で行われる「六道まいり」に参拝に来る方を目当てに陶器市を開催したことがきっかけでした。
今では京都の焼き物である清水焼を中心に、約400店もの陶器店が出店します。
作家、窯元、卸や小売の陶器店が集まっているので、様々な陶器を見てみたい方にはおすすめのイベントです。
イベントでは通常よりも20%~50%ほど値引きされた商品や、ワンコインで購入できるような商品もありとても魅力的です。また、作家さんや窯元の方と直接会えるのも貴重な機会なので例年約35万人もの方が訪れるというのも納得です。
日本は食器を手にもって口まで運んで食べる文化のため、特有の手触りや口触りの良さを感じられる陶器が使いやすく生活にフィットします。
洋食のメニューではお皿を持ち上げることはしませんが、それでも和食に合わせた陶器であれば洋食器に比べて軽く扱いやすいことも特徴です。
ぜひ手にとって運命の一皿を探してみてください。
陶器まつりの楽しみ方
五条坂陶器まつりは京阪線清水五条駅から東大路通りまで続く五条坂の両端が会場となっています。
出店しているお店に大きな差はありませんが、五条大橋を背にした左側の道は反対側に比べて飲食店やコンビニ、また路面店が多く、日中であれば店内の商品を見つつ涼むことができます。
夜遅くまでお店が開いているのも五条陶器まつりの特徴で、なんと22時まで行われています。
日中の暑さを避けて夜に来られる方も多く、また夜の灯りがとても情緒的なので写真好きの方は夜の方が楽しめるかもしれません。
4日間を通して行われる陶器まつりですが、一点物や掘り出し物をよりよく狙う場合は前半の2日間がよく、値引き交渉など安く購入したい方は後半の方がおすすめです。
ただ通常よりも手頃な値段で出品されているものが多いので、旅程に合わせて立ち寄っても大丈夫です。
期間中は猛暑日が続くので熱中症対策は必ず行って下さい。
(熱中症対策についてはコチラの記事をチェック)
女性は日傘を使われる方が多いですが、混雑により使用が難しい場合もあります。念の為に帽子をかぶるなど、状況に合わせられるよう対策されると良いです。
五条坂陶器まつりの様子
基本情報
会場:
五条坂(京都市東山区五条大橋東詰)
期間:
8月7日㈬〜10日㈯
時間:
9:00~22:00
アクセス:
京阪電鉄清水五条駅下車すぐ
阪急電鉄河原町駅下車、交差点西北バス停より市バス207号系統「五条坂」下車
市バスJR京都駅から206号系統「五条坂」下車・205,17号系統「河原町五条」下車
公式HP:
京都・五条坂陶器まつり
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