伏見線の説明板

1910年に京阪本線が開業した際に中書島駅が開業しました。

1913年に現在の場所に移転し、翌1914年には京都電気鉄道の路線が中書島まで延長されました。

路面電車は駅舎の目の前まで運行されていました。

鉄道の開業によって路面電車と船の結節から鉄道同士の結節に変化した近代の交通手段の変化を示すものです。

駅前から竹田か移動に続く細い道がかつての線路跡です。

1970年の伏見線廃線後は、この道を1997年まで市バスが走っていました。

中書島の駅前まで来たバスはUターンできないので、ターンテーブルで180°回転して向きを変えていました。

平成29年12月18日 語り部:井上 学