江戸時代薩摩島津伏見屋敷跡

江戸時代、参勤交代により江戸と薩摩を往来した薩摩藩はその経路上にある、この伏見の地に藩邸を構えました。

藩邸の前を流れる濠川は淀川ともつながり、大阪との水運にも恵まれていました。

幕末には将軍家定の正室となる篤姫や寺田屋で遭難した坂本龍馬もこの屋敷に滞在しました。

鳥羽伏見の戦いでは会津藩の襲撃により炎上焼失しました。

平成30年2月1日 語り部:若林 正博